3月の宇宙ミュージックビデオ

洋楽PVを観ていると、意外と宇宙を題材にしたミュージックビデオが少なくありません。過去には、Coldplayの「Strawberry Swing」にさらっと国際宇宙ステーションが登場しますし(本当にさりげないので見逃しちゃだめよ)、Asiaの「Light the Way」の映像が宇宙エレベーターだったときには、わりとたまげました。こういうのは、見つけたときに記録しておかないと忘れちゃうので、できるだけ書きとめておくことにします。

2014年3月の宇宙ミュージックビデオは、次のふたつ。

■Beyonce ”XO”

リリースは2013年の12月ですね。現時点では、公式You tubeで視聴できます。※リンク切れたらごめんなさい

このビデオは、リリース時にかなり物議をかもしました。冒頭でビヨンセが頭を垂れて耳を傾けているサウンドクリップが、スペースシャトル・チャレンジャーの事故当時(1986年1月28日)のNASA、ケネディ宇宙センターの管制官の音声だからです。

チャレンジャーのコマンダー、 Dick Scobee宇宙飛行士夫人のJune Scobee RodgersさんがこのPVに対して失望を表明したコメントも報道されました。映画「Gravity」がNASAを激怒させたかどうかよりも、こちらの件の方がNASAはナーバスになっていたのではないかと思っています。

3月の時点で、XOはMTVのU.S. Top50のトップ10入りしていますがTV、放映で聴くと管制官の音声クリップはほとんど聞こえないのですよね。12月にWeb上で聴いたときにはもっとはっきりしていましたし、リンクの動画でも音声がかなり聴きとれます。

ABCニュースの報道によると、ビヨンセはヒューストンの出身で、スペースシャトル「目覚めの1曲」を提供したこともあるくらい親NASAだとのことです。TVでの配信に対して、もしかしたら物議をかもした音声クリップは音量レベルを下げることで対応したのかな? と勝手に思っています。音声を削ってしまうとPV製作の意図が損なわれてしまうのでしょうし、かといってNASA側の反応を無視したくもない。考えた末の配慮なのかもしれません。
■Imagine Dragons ”On Top Of The World”

Moon Hoax(アポロ捏造説)だw っていうか「カプリコン1」だwww

以上説明終わり。

いやいやいや。今でもこういうのはネタになるのですねえ。
4人の宇宙飛行士が、人類初の月着陸の偉業のために向かったのは、地球上の巨大なセットでした……というストーリー。唐突にAbbey Roadのパロディは出てくるし、アポロ11号のはずなのに月面ローバーが横切るし(※LRVが走行したのは1971年のアポロ15号からです、念のため)内容はめちゃくちゃです。スーツ姿の偉い人がスタジオにいるのは、フランスで製作されたアポロ捏造説番組で黒幕がドナルド・ラムズフェルド米国防長官だとされていたというところから来ているのでしょうか?

最後は映像を通じて見守っていた聴衆がセットになだれ込み、宇宙飛行士と共に歌い踊って終わります。「知ってた」というところかもしれません。Mythbustersのように真正面からMoon Hoaxに切り込むのもいいと思いますし、こんな風にちゃかしてしまって「真剣に眉間にしわ寄せて考えるようなことじゃないよね」と思わせてしまうのもありではないかと私は思っています。

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